牡蠣の旬の時期は、牡蠣の種類や産地によって違いがあります。

日本で多く獲ることのできる牡蠣の種類は、真牡蠣や岩牡蠣ですが、真牡蠣は、養殖のものは、10月~4月にかけて多く獲ることができ、全国各地に流通されています。

本来の真牡蠣の旬の時期は、11月の上旬から2月頃までとされており、産卵前の冬の時期の牡蠣は栄養豊富で、とても美味しいのが特徴です。

真牡蠣は、濃厚でクリーミーな味わいを楽しむことができますが、小ぶりなものが多いのが特徴で、広島県、宮城県、岡山県が主な産地そいて有名です。

一方、岩牡蠣は、6月~9月に多く獲ることができますが、この時期が一番獲ることができるという収穫の時期はありません。岩牡蠣は、本来産卵がゆっくりなので、いつ収穫しても栄養素が高く、濃厚な味わいを楽しむことができる万能な牡蠣と言えます。

岩牡蠣の産地は、石川県や秋田県、佐賀県、長崎県が有名ですが、養殖物ではなく、天然ものが多いため流通量が絶対的に少ないので、希少価値の高い牡蠣となっています。

岩牡蠣は、真牡蠣よりも大粒なものが多く、ジューシーな味わいを楽しむことができるので、同じ牡蠣でも真牡蠣と岩牡蠣では、好みがわかれるところです。

牡蠣の種類の違いを感じながら、楽しんでみてはどうでしょう。

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